クルージングにもいくつかのマナーは存在します。マナーを知らないと存分に楽しめないばかりか、まわりの人に迷惑をかけてしまう可能性もあります。この機会にクルージングでのマナーをしっかりと学びましょう。
クルージングの服装はどうしたら良い?
初めてのクルージングに、きちんとドレスコードを指定するべきか、カジュアルでも良いのか悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。
もし、記念日や特別なパーティなどでしたら普段とは違う非日常感を味わうためならきちんとドレスコードすることをおすすめします。
特にディナークルーズのような大人の雰囲気で楽しむクルージングでは、適度にドレスアップすることでムードが高まり、よりいっそう楽しめるでしょう。
逆に、会社の少しくだけた宴会や、気心の知れた仲間内のパーティなどではカジュアルな服装での参加でも問題ありません。
どのような目的でクルージングを利用するのかによって、服装を変えると良いでしょう。
世界を回るような豪華客船ではドレスコードがある場合もありますが、2~3時間のパーティーを行うクルージングでは「クルージング=ドレスアップが必須」というわけではありませんので、ドレスアップに抵抗がある方にも安心して楽しんでいただけます。
船上ならではの服装マナー
カジュアルな装いの際、女性の場合はスカートよりも動きやすいパンツスタイルが良いでしょう。
どうしてもスカートをはきたいという方は、フレアが少なめなものや、タイトなシルエットで風にあおられにくいデザインのものがおすすめです。
また、潮風の影響で地上とは体感温度が違います。
肌寒くなったときのために、ジャケットやカーディガンなど羽織るものがあると便利でしょう。
髪型もくずれないようにまとめておくとGOODです。
普段髪を下ろしている方は、アップにするだけで非日常感や華やかさがでます。
すべての髪をアップにするのが難しければ、顔まわりの髪をまとめるだけでもスッキリした印象になり、風が強い日の写真撮影にも対応しやすくなります。
足元は、滑りにくいゴム底の靴がおすすめ。クルーザーへの乗り降りがあるので、高すぎるヒールや脱げやすい靴も避けたほうが無難です。
安全のためにはもちろん、周囲の方に迷惑をかけないためにもマナーのひとつとして覚えておきましょう。
クルージングで気をつけるべきマナー
別荘のようなクルーザー「ミッドブルー」号
クルージングに出かける際、まずは集合時間を守ることが大切です。
桟橋は公共の施設のため、予約している時間枠でしかクルーザーを乗り場に付けておくことができません。そのため、集合時間に遅れてしまうとクルージングに参加できなくなってしまうことも。早めの行動を心掛けましょう。
次に、食事のマナー。
特別に難しいものではなく、レストランとほぼ同じマナーが必要と考えて良いでしょう。
また、TPOに応じて、足音や声のトーンに気を付けましょう。
最後に、クルージングならではのマナーとして必ず守りたいことは、クルーズ中も停泊中も、海にゴミやものを投げ捨てたりしないことです。
このほか、指定の場所で喫煙することや、船から身を乗り出さないことなどを守りましょう。橋の下をくぐる際、潮位の関係で船のデッキと橋げたの距離がとても近いなか、運航することがあります。デッキではスタッフの指示に従い安全なクルージングを楽しみましょう。
これらのマナーはクルージングを最大限楽しむために押さえておくべき内容です。
クルージングなら貸切がおすすめ
※スタンダードビュッフェ
乗り合いの船であれば、他のお客さんへの気遣いが必要ですが、アニバーサリークルーズではクルーザーを貸切ってパーティーができるので自分たちのペースで楽しめます。
料理は参加者の好みに合わせた内容を事前に決めることができるので、好みの違う人が集まる大人数でのパーティーでも、ビーガン料理など特別な対応が必要な方がいるパーティーでも安心です。
人気のビュッフェ料理から、お寿司やBBQなど種類豊富なメニューの中から組み合わせることができます。
※船内バルーン装飾をした「ルーカス」号でマジックショー
貸切クルージングなら、船内の飾りつけや大掛かりな演出も実現可能です!
記念日にお相手の好きな色のお花や風船で船内を飾れば、とっておきのサプライズになりますし、会社のパーティーなら一体感を作ることができます。
大人数のパーティーであれば、マジックショーやマグロの解体ショーなど盛り上がる演出を追加するのもおすすめです。お子さんのいるパーティーでは、飽きずに楽しめる船内で縁日を開催するのが人気です。
アニバーサリークルーズでぴったりのプランを作成し、マナーを守って快適な船のレジャーをお楽しみください。
編集長 | 高橋 知里