TPOは服装を選ぶ際によく耳にする言葉で、それぞれTime(時間)、Place(場所)、Occasion(場合)という意味を持ちます。
クルージングではこの3点に注意して服装を選んでみてはいかがでしょうか。
時間帯によって選ぶ服装
クルージングはランチクルーズ、ディナークルーズと、昼に行われる場合と夜に行われる場合があります。もちろん、昼と夜では気温が異なりますから、過ごしやすいように服装も考えなければなりません。
昼のランチクルーズでは、日差しに映えるさわやかな色合いの服をチョイスしましょう。
また、落ち着いたカラーを選べば上品さも演出できます。
夜のクルージングでは、夜景に映えるカラードレスを選ぶと良いでしょう。夜は昼よりも少々気温が低くなりますから、女性は薄手のボレロがあると安心です。
素材選びには注意が必要
クルージングならではの服装で注意していただきたいのは、ドレスやスカートの素材です。
デッキに出ると、風で裾の部分がめくれあがってしまうこともありますので、厚手でやや重みのある素材のものを選ぶことをおすすめします。
タイトスカートやフレア部分の広がりが控えめのスカートならば、風になびきにくく、クルージングに向いています。
船酔いに注意
クルージングの場合、締めつけるような服装は、船酔いの原因になってしまうこともあります。
冬場のクルージングはたくさん着こんでしまいがちですが、カイロなどで寒さ対策をし、少しサイズが大きめの洋服を選ぶことをおすすめします。
また、クルージングしながら食事をする場合、空腹で乗船する方も多いかと思いますが、少し食べておくことで船酔いを防ぐことができます。
クルージングはもちろんカジュアルでも楽しめますが、TPOを無視した衣装で恥をかいた、船酔いで楽しめなかった、というようなことにならないためにも、クルージングに参加する際は服装選びもこだわりたいですね。
編集長 | 高橋 知里