会社の忘年会は全員で休みをとって、というよりは仕事の終わりに行くという場合がほとんどです。服装も気を遣いますが、それに合わせて髪型を整えるのも大変ですよね。そこで、今回は自分で簡単にできる忘年会向けのヘアアレンジをいくつかご紹介します。
仕事後とはいえボサボサのまま参加は避けよう
女性がさまざまな職種に就くようになった近年では、事務だけではなく体を動かす仕事も珍しくありません。
勤務前にはきれいにセットしていたヘアスタイルも、熱心に働いているうちにいつの間にか乱れてしまいますよね。
会社の忘年会に参加する場合、たいていは美容室に行く時間はないので自分でヘアアレンジをするしかありません。
しかし、ヘアアイロンをかけたりコテを使って巻いたりする華やかなヘアアレンジは難しいと思う人も少なくないでしょう。
そこで、短時間でのヘアアレンジで強い味方となるのがヘアアクセです。
バックに忍ばせておけば忘年会の会場に移動する前に化粧室に寄って手早くヘアアレンジできますし、代表的なバナナクリップやシュシュはつけるだけでも印象が変わります。
バナナクリップとは緩やかな曲線にさまざまなパーツが飾られたクリップで、内側の歯でしっかりと髪を留められることからどのような髪の長さでも使うことができる万能ヘアアクセです。
バナナクリップのサイズには8cm以下、8cm以上10cm未満、10cm以上があり、自分の髪の量に適したサイズのものを持っていると便利ですよ。
使い方は先端部分の留め具をねじって開き、留め具の方を上になるようにして髪の毛を挟んだらパチンとワンタッチで留めるだけです。
シュシュというのは薄手の布にゴムを通したドーナッツ状のヘアアクセで、ヘアゴムと同じような感覚で使えるので普段ヘアアレンジをしなくても簡単に扱えます。
簡単にできるヘアアレンジをご紹介!
まずご紹介したいのがくるりんぱと呼ばれるヘアアレンジです。
基本的には髪を結んだヘアゴムの結び目より上に隙間を作ってくるんと毛束を入れ込むだけでできますが、これにさらにアレンジを加えることでバリエーションが広がります。
トップにボリュームを作って小顔効果を狙ったり、編みこみをして華やかさをプラスしたり、ハーフアップでくるりんぱをして残った髪をねじってまとめたりと自分なりのヘアアレンジを模索してみてください。
くるりんぱはヘアゴムの結び目が見えないのが特徴ですが、アレンジが物足りないという人はヘアアクセをつけるのもおすすめです。
また、ヘアアクセが手元にあるのであればサイドの髪をねじってポニーテールにして一緒に留めたり、おだんごを作ったときにやはり一緒に留めたりするだけでも十分見栄えがします。
髪をきっちりまとめる場合でも勤務時とのギャップをだすために、サテン素材のようなボリュームのあるヘアアクセを使ったり毛先を遊ばせたりするとかっちりしすぎません。
忘年会のTPOは厳密には会社ごとにそれぞれ異なります。
どの程度のヘアアレンジがふさわしいか、先輩に去年の忘年会の雰囲気を聞くなどして考えてみてください。
かわいさと清潔感も忘れずに
忘年会に着て行く服はカジュアルすぎず、派手すぎないものを選ぶと思います。
そうなると、ヘアアレンジもやはりカジュアルすぎず、派手すぎない程度にしなければなりません。
上司に好まれるのは清潔感がある身だしなみであることは間違いありませんし、緊張してかしこまりがちな新入社員の場合はかわいらしさを意識すると暗い印象を与えにくいです。
さて、忘年会の会場にはホテルや居酒屋が選ばれることが多いですが、近年ではクルージングも人気があります。
アニバーサリークルーズのクルーザーには暖房が完備されていますが、より美しい景色を楽しむためにデッキに出ることもできます。
ヘアアレンジにはハーフアップやダウンスタイルといった髪を流すアレンジもありますが、潮風に吹かれることを考慮するとまとめ髪がおすすめです。
シニヨンやおだんごなどアップのヘアアレンジは髪が降りてくる煩わしさがないので、長時間お酒を飲んだり、料理を食べたり、人と話したりする忘年会に向いています。
羽目をはずさない程度に着飾って、どうぞ心ゆくまで忘年会クルージングをお楽しみください。
編集長 | 高橋 知里