取引先の新年会に招待されると、信頼や好意を持たれていることが分かり、とてもうれしくなりますよね。そのときに「心づけや品物を持参したい」と思っても、表書きや渡し方などが分からない方もいらっしゃるでしょう。ここでは、「寸志」に関するルールやマナーをご紹介します。
表書きのマナーやルール
取引先に新年会に招待されたとき、手ぶらで行くわけにはいかず、わずかばかりの厚意やちょっとしたお礼を持参することが多いものです。
一般的にこのような金銭や物品を「寸志」と言いますが、封筒などの表書きには注意が必要です。
基本的に「寸志」は目上から目下に渡す場合に使用しますので、取引先の場合は『御礼』と記載するのがマナーです。
市販ののし袋やのし紙にも『御礼』と印字されているものがありますので、それを使用すれば、『御礼』の下に会社名や名前を記載するだけで済みます。
また、招待される側が主催者に心づけとしてお金を渡す場合は「御樽」と言い、表書きは『御樽代』や『御樽料』と記載します。
こちらは表書きが印字されている封筒はあまり市販されていませんので、空白の赤棒のし袋に記載しましょう。
渡すか渡さないかは会社に確認!
招待された側の厚意として主催者に渡すのが「御樽」や「寸志」ですが、主催側に受け取る習慣がなかったり、受け取ることができない規則になっていたり、逆に招待された際の寸志に関して規則がある会社もあります。
主催側の会社はもちろん、自分の会社の規則も事前に調べておきましょう。
分からない場合でも、主催側の幹事に渡せるように用意しておくと、いざというときに慌てずに済みます。
主催側に固辞されることがありますが、無理に押し付けるのはマナー違反になりますので、終了後に丁寧なお礼状を送るようにしましょう。
「現金や金券はダメだが、酒などの品物なら大丈夫」という場合もあり、お酒やチョコレートなどのお菓子などであれば、差し入れという形で受け渡しがしやすくなります。
会場によっては一切の持ち込みができないところもありますので、やはり事前に確認することをおすすめします。
アニバーサリークルーズの貸切クルージングでは、プライベートな空間で新年会を開催することができます。
手品などの余興や機材レンタルのオプションが組み込めますので、取引先の方にも満足していただけるでしょう。
また、開放的な景色を一緒に楽しむことで親しみやすい雰囲気が生まれます。
1年の始まりの大事な新年会を、貸切クルーザーで開催してみてはいかがでしょう。
編集長 | 高橋 知里