社会人になると、プライベート以外でも忘年会に参加する機会が多くなってきます。そのなかには得意先企業の忘年会もあり、この先の関係を円滑に進めるためにも、立ち振舞いが重要になってきます。そこで今回は、得意先との忘年会における挨拶についてチェックしていきます。
乾杯と締めの挨拶は長すぎず短すぎず!
企業で行われる忘年会というのは、ビジネスとプライベートの境目にあるイベントであり、その扱いが難しいとも言われています。
つまり、ただお酒を飲んで騒げば良いというわけでもありませんし、かといって仕事のときと全く同じような態度を取り続けるというのも場の空気を悪くさせてしまうようです。
特に気を付けたいのが、挨拶をするときです。
壇上にあがって挨拶をするときというのは、フリーで歓談するときとは違い、参加者の多くが耳を傾けている状態です。
そこで挨拶のときに注意したいポイントについてまとめてみました。
まず挨拶の出だしについてです。
得意先での忘年会では、今まで仕事上で関わったことのない方も多く参加しています。
つまり、始めに自分がどこの企業に勤めていて、どういった役職に就いているのかといった自己紹介を行うことが大切になるでしょう。
このとき、変に笑いを取ろうなどと意識する必要はなく、簡潔にはっきりとした口調で行う方が、初めて会う人からの印象も良くなると言われています。
次に肝心の挨拶の内容ですが、個人的な話や自分が勤めている会社の話に偏らないように気をつけましょう。
例えば、得意先と連携したプロジェクトや商談があったのならば、そのときに感じたうれしかったことや感謝の言葉を述べるのが良いかもしれません。
つまり、あくまでもメインは得意先の会社だということを念頭に置いて内容を考えておくことをおすすめします。
ただ業績についてなど、具体的な数値を出すのは、場合によっては逆効果になる恐れもあるので注意してください。
最後に締めの挨拶についてですが、これは長すぎても短すぎても聞く人の心に響きません。
したがって要点をまとめて話すことを心掛けてください。
また、最後に乾杯の音頭で締めるというケースもあると思いますが、このときは心持ち声を張って、高らかに「乾杯!」と告げましょう。
この一言で挨拶全体の印象を明るいものにすることができます。
感謝やねぎらいの言葉を忘れずに!
企業における忘年会というのは、参加者全員の1年間の労をねぎらうための感謝の催しです。
つまり挨拶の言葉のなかにも、感謝やねぎらいの言葉をたくさん入れるようにしてください。
ただし、このとき注意しなければならないのは、上から目線で「感謝をしてやっている」という雰囲気が出ないようにすることです。
たとえ自分の役職の方が上だったとしても、挨拶のなかでは参加者全員と同じ目線で感謝の意を述べるようにしましょう。
こうすることで、きっと今後の仕事もスムーズに行える人間関係を築いていくことができるはずです。
会場のチョイスも肝心です
1年に1度の忘年会なのですから、普段の飲み会とは少し違った形で過ごしてみたいと思われるのでしたら、アニバーサリークルーズの忘年会プランはいかがでしょうか。
最大255名まで搭乗できる大型クルーザーは、もちろん貸切で利用できるため、プライベート感を満喫することができます。
また企業の忘年会ですと、参加者の年代もまちまちですが、提供される料理は和洋中を自由に組み合わせできるビュッフェ形式もありますので、参加者全員が満足できることでしょう。
そしてアニバーサリークルーズでは、多くのオプションを組み込むことが可能です。
例えば、たる酒の鏡開きや和太鼓演奏など、企業の忘年会の幕開けにふさわしい余興も楽しめます。
得意先との忘年会だけではなく、自社の忘年会やあるいは仲間内での忘年会などにも幅広く利用できるクルージングプランを、ぜひ一度検討してみてください。
編集長 | 高橋 知里