会社や職場での忘年会は、1年を締めくくり、次の1年に向けた飛躍を誓う一大行事。一般的な流れや内容、司会進行のコツ、締めのあいさつのポイントなどをご紹介します。
会社の忘年会、一般的な流れとは?
おいしい食事と美味しいお酒で1年の労をねぎらい、次の1年に向けた飛躍を誓う忘年会。毎年12月になると会社や職場などでは、毎年恒例の年中行事として盛大に開催されることが多いものです。
忘年会の流れや内容は、会社や職場によって様々ですが、おおむね以下のようなものが多いようです。
■忘年会の一般的な流れ・内容
①司会者や幹事さんによる開会あいさつ
②部長や課長など役職者によるあいさつ、乾杯の音頭
③会食、歓談
④余興(寸劇やビンゴ大会など)
⑤表彰式(年間MVPの発表など)
⑥締め(中締め)のあいさつ
⑦司会者や幹事さんによる閉会あいさつ
忘年会の要となる司会者!進行のコツとは?
忘年会の進行を担うのが司会者。会社や職場の忘年会の場合、新入社員や若手社員が行うことが多いようです。若手にとっては存在感をアピールする、うってつけのチャンスではありますが、うまく進行できるか不安もひとしおでしょう。そこで、スムーズに司会進行するためのコツをご紹介しますので、参考にしてみてください。
プログラムの内容をしっかりと把握しておく
当日どのようなイベントやゲームが予定されているのか、プログラムをしっかりと把握しておきましょう。忘年会では突発的なトラブルなども起こりやすく、プログラムの順序が急きょ入れ替わってしまうことも起こりがちです。
しかし、全体の流れをしっかり把握していれば、とっさの機転が利きやすく、プログラムをスムーズに進行することができます。
司会経験者に事前にヒアリングしておく
忘年会の司会経験がある先輩や上司に、注意すべきポイントや会の雰囲気などを事前にヒアリングしておくことをおすすめします。
会社の忘年会では、触れると必ず盛り上がる鉄板の小ネタや、逆に触れてしまうとまずい地雷のようなネタがあったりするケースが多いもの。経験者の知恵を上手に活用しましょう。
幹事さんやスピーチをする方と事前にすり合わせを行う
提供される料理や注文可能なお酒の種類などについて、幹事さんとすり合わせておくと良いでしょう。
「●●をお召しあがりのところ恐縮ですが……」といった具合に、進行の際の導入のひとネタとして活用できます。
また、スピーチをする方とも、事前に話す内容などについてすり合わせを行っておきましょう。スピーカーを紹介する際に使える、ちょっとした小ネタを拾えるケースも多いようです。
司会という大役を任された以上、「忘年会を例年以上に盛り上げたい!」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。そのような方は、衣装を工夫してみてはいかがでしょうか。
少し個性的で、やや派手な衣装を身にまとうことで、見た目だけでも盛り上げ効果が期待できます。
また、服装次第で司会者自身の気分も変わり、普段は出せないパーソナリティを発揮することもできるかもしれません。
クライマックスには引き締まるあいさつを!
忘年会のクライマックス、締めのあいさつは、1年間を締めくくる重要なパート。参加者全員がピシッと引き締まるあいさつで締めたいところですね。
締めのあいさつのポイントは、1年間を振り返り厳しかったことと、あわせて達成できた成果についても触れ、参加者の労を最大限にねぎらう点にあります。さらに、次の1年の展望にも触れ、参加者全員が目標に向かって一致団結できるように呼び掛けることが重要でしょう。以下で、定型的な締めのあいさつの一例をご紹介しますので、参考にしてみてください。
■締めのあいさつの例文
皆さん今年1年、本当にお疲れ様でした。今年は●●●という苦難もありつつも、■■■という成果を上げることができました。ひとえに皆さんの努力と頑張りのおかげです。来年は▲▲▲など、さまざまなことが予想されます。みなで力をあわせて、さらなる飛躍の年にしていきましょう。
クルージングでいつもと違う忘年会!
1年を締めくくり、次の年への飛躍を誓う忘年会。「1年を忘れる会」と表記されますが、忘れられない特別な会にしたいところですね。そこで、今年の忘年会は、海の上、貸切クルーザーを利用してクルージング忘年会を催してみてはいかがでしょうか。
非日常感を味わえる海の上での忘年会では、のんびりと波に揺られながら優雅に会話を楽しむことができますし、参加者のさらなる意欲アップ、団結力アップが期待できるかもしれません。
アニバーサリークルーズでは、お客様のご予算、人数、企画内容に合わせた完全オーダーメイドのクルージング忘年会をトータルコーディネートいたします。船上でのJAZZ生演奏や、お笑い芸人・モノマネ芸人の手配、プロマジシャンによるマジックショーなど、多彩な演出オプションもご準備しています。
今年はいつもと一味違う、クルージング忘年会で1年を締めくくってみてはいかがでしょうか。
編集長 | 高橋 知里