忘年会の幹事は、企画から司会進行まで全てを担わなければなりません。
会社の忘年会のプログラムを進行する上で押さえておきたいことがいくつかあります。忘年会をスムーズに進行させ、成功させる賢い方法を紹介します。
会社や上司、参加者への配慮を忘れずに
忘年会は、会社の行事の1つとして行われることが多いので、普段の飲み会の感じではいけません。
年を納める行事であるので、幹事は大役です。会社の方針にもしたがって、企画していきましょう。
そして、大役を任されながらも、上司への挨拶も忘れてはなりません。
緊張のあまり、プログラムに気を取られてそれどころではないのかもしれませんが、忙しくても上司への挨拶を行いましょう。
ほかの参加者よりも常に気を張り、プログラムの進行上でも、上司を立てることを忘れずに行ってください。
また、上司への配慮と同時に参加者を楽しませるための配慮も必要です。
忘年会において、開会式は必要なものですが、メインは従業員同士の歓談です。
開会式は歓談前の前置き程度に終わらせましょう。時間としては5分以内がベストです。
早く飲みたくて仕方ないかたもいらっしゃいますから、あまりにも長い開会式は参加者のテンションを下げてしまうことにもなりかねません。
司会役の方は、名前を名乗る程度に留め、社長などの挨拶をメインとすると良いでしょう。
忘年会には、飲み放題プランで時間が限られていることや、余興も用意されていることがありますから、時間を押さないようにしっかりと時間割を考えておく必要もありそうですね。
空気を呼んで盛り上げよう
忘年会の盛り上がりは幹事の腕にかかっているといっても過言ではありません。
幹事が司会をすることになると思いますが、司会は全員の前で喋る機会が非常に多いです。
開会式の挨拶や余興の際に、テーマを紹介するなどといったこともあるでしょう。
その紹介の仕方によっても場の雰囲気を変えることができます。ユーモアな発言をすれば場を和ませることができるでしょう。忘年会の雰囲気を操作できるのは進行を任された方のみです。全体の空気を呼んで、良い雰囲気作りができるといいですね。
また、忘年会にはメリハリが重要です。メリハリを付けるために、司会進行が必要となってくるのです。もし、歓談を楽しんでいるそのままの流れで余興が始まったとしたら、歓談に夢中となって、余興に参加者が目を向けてくれない可能性もあります。そうなってしまうと、とても残念な結果ですね。
参加者を余興に注目させるためにも、歓談をやめさせ、余興に注目させるような呼びかけを入れると良いでしょう。お酒が入っている方を相手にするので、尚更幹事の腕が試されるところです。進行に従わない参加者も出てくるとは思いますが、いかにまとめるかが肝心となってきます。
クルージング忘年会なら、司会はプロに任せることも可能
人前で喋ることが苦手と言う方も少なくないと思います。
いくら事前にシミュレーションを重ねて完璧な流れを考えていたとしても、本番は緊張して失敗してしまうこともよくあることです。できれば、そういったことにはなりたくありませんよね。
そこで、司会をプロの司会者にお任せするという方法もありますよ。クルージングでの忘年会では、オプションで司会者を派遣することができます。
幹事が司会を兼任されることが多いと思いますが、幹事の仕事は司会進行だけではありません。
料理を配ったり、お酌をして回ったり、体調の悪い方の介抱をしたりと、さまざまなことに気をまわして1人でおこなわなければなりません。
万が一大きなトラブルが起きてしまえば、そちらに気を取られてしまって、司会進行が疎かになってしまうこともありますよね。
そうなってしまうと、忘年会の雰囲気も台無しです。
参加者にも予定があるので、時間を押してしまうこともよくありません。
ですが、司会者をプロにお願いすることによって、幹事の仕事内容を軽減することができますし、進行の時間を気にすることなく、よりキメ細やかな気遣いができることでしょう。また、プロの司会者なので、内容もプロです。
ユーモアに自信がないという方でも、プロの司会者の手にかかれば場の雰囲気を和ませる最高の司会を行ってくれることでしょう。
クルージング+オプション手配で、全員が満足できる忘年会をぜひ企画してみてくださいね。
編集長 | 高橋 知里