
日本の夏の風物詩といえば、全国各地で行われる花火大会です。
今回は、半世紀以上にわたり市民に親しまれ、歴史を重ねてきた埼玉県戸田市で開催される「戸田橋花火大会」をご紹介します。絶好のビュースポットや有料席について詳しくお伝えしますので、見に行かれる予定の方はぜひ参考にしてください。
戸田橋花火大会の魅力と特徴
戸田橋花火大会の最大の特徴といえば、荒川を挟んで「いたばし花火大会」が同日同時刻に開催されることでしょう。両大会合わせて約12,000発にもおよぶ花火が打ち上げられ、約1時間半にわたり迫力満点の景色が広がります。
両岸から競い合うように打ち上げられる花火はまさに圧巻。ここでしか味わえないスケールの大きさを満喫できます。また、打ち上げ場所と観覧場所の距離が近いため、まるで頭上で大輪の花が咲くようなダイナミックな花火を体感できるのも魅力の一つです。
会場となる荒川の河川敷や戸田ボートコースは広々としており、尺玉(10号玉)のような大きな花火も安全に打ち上げられます。体に響く迫力ある音とともに、花火の美しさを存分に楽しめます。
戸田橋花火大会の有料席
戸田市は平地が多く起伏が少ないため、打ち上げ場所から離れた場所からでも、きれいな花火を見ることができます。しかし、打ち上げ花火独特の音や臨場感を楽しみたい方には、やはり打ち上げ場所に近い荒川土手での鑑賞がおすすめです。
ただし、当日は40万人近い観客が訪れるため、絶好の場所をおさえるのは至難の業!そのため、事前に有料席のチケットを確保しておくと良いでしょう。
有料席のチケットは、毎年6月中旬頃から戸田市内にある所定の販売所で先行販売され、7月上旬からは大手チケット販売会社を通じて一般発売が行われます。いずれの場合も具体的な販売開始日時は、戸田橋花火大会の公式サイトで確認してください。
有料席には、シングル席やペア席、4人席といった少人数向けのものから、10名や15名のグループ席まで用意されています。観覧場所も異なるため、こちらも事前に公式サイトでチェックしておきましょう。
クルージングは絶好の観覧ポイント
戸田橋花火大会を川の土手で鑑賞するのも良いですが、クルーザーや屋形船を利用してクルージングと花火鑑賞を同時に楽しむのもおすすめです。
デッキ付きの船を選ぶことで、遮るものがない場所から花火をゆったりと鑑賞でき、より開放感のあるなかで満喫することができます。また、貸切クルージングにすれば、場所取りや混雑を気にせず、快適に過ごせます。
さらに、船上では料理やお酒を味わうことも可能です。料理は人気のビュッフェやお寿司など、幅広いメニューの中からお好きなものを選べます。ほとんどの船に水洗トイレやエアコンが完備されているため、小さなお子様や高齢の方がいても安心です。
予算や人数に合わせて自由な花火クルーズプランを立てられるので、興味を持たれましたら、アニバーサリークルーズへお気軽にお問い合わせください。

編集長 | 高橋 知里