
「幕張ビーチ花火フェスタ」として親しまれている千葉市民花火大会は、1975年に始まり、今年で47回目を迎えます。毎年多くの人々を魅了する千葉市の夏の風物詩です。
海上から打ち上げられる迫力満点の花火に加え、伝統的な尺玉や最新作の花火が登場。音楽とシンクロする国内最大級の海上花火大会です。
この記事では、会場周辺の情報や花火大会の特徴などをご紹介します。また、「人混みを避けてゆったりと楽しみたい」という方におすすめの貸切クルージングについてもお伝えします。特等席からの花火大会を、ぜひ満喫してみてください。
幕張ビーチ花火フェスタの基本情報
◆今年の開催日時
※近日発表予定
◆例年の開催日
2024年8月3日(土)
2023年8月5日(土)
2022年8月6日(土)
2021年 ※新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止
2020年 ※新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止
2019年8月3日(土)
2018年7月27日(金)
◆打ち上げ数
約20,000発以上
◆例年の人出
約30万人
◆会場
千葉県立幕張海浜公園
◆特徴
千葉市の夏を彩る「幕張ビーチ花火フェスタ」は、今年で47回目を迎える国内最大級の花火大会です。2012年に会場を幕張に移し、名称も現在のものになりました。
千葉県が誇るウォーターフロント「幕張の浜」で開催され、約20,000発以上の花火が打ち上げられます。海辺という最高のロケーションをいかし、花火とともにベイサイドの夜景も楽しむことができるとあって、大変人気が高いです。
幕張の海ならではの海上花火として、特大の空中ナイアガラを含む約3,000発の花火が夜空と海を鮮やかに彩ります。また、全国花火競技大会で優秀賞を受賞した大迫力の尺玉(10号玉)をはじめ、創作花火や特殊効果花火など、多彩なラインナップも魅力です。さらに、大切な人への想いを込めた「LOVEメッセージ花火」とともに特選芸術花火10号玉が打ち上げられ、華やかな演出を楽しめます。
2024年は「“千-sen-の夢” 輝く未来へ!」をテーマに、打ち上げプログラムを6章に分けてさまざまな演出がされました。
幕張ビーチ花火フェスタのアクセス情報
◆電車
JR京葉線海浜幕張駅より徒歩約15分
◆電車乗り継ぎ方法
新宿駅からの場合:JR中央線東京行に乗車し、東京駅でJR京葉線蘇我行に乗り換え、海浜幕張駅で下車。またはJR埼京線新木場行に乗車し、新木場駅でJR京葉線蘇我行に乗り換え、海浜幕張駅で下車。
東京駅からの場合:JR京葉線蘇我行に乗車、海浜幕張駅で下車。
◆車(パーキング情報)
会場には駐車場がありません。幕張海浜公園内の駐車場も当日は利用できないので注意が必要です。また、会場周辺は交通規制が行われるため、公共交通機関の利用をおすすめします。
穴場スポットはどんなところがある?
毎年多くの観覧客でにぎわう幕張ビーチ花火フェスタ。ここでは、混雑を避けつつ花火を楽しみたい方におすすめの穴場スポットをご紹介します。
1)稲毛海浜公園
幕張海浜公園の約1キロメートル南東に位置する「稲毛海浜公園」は、広さが幕張海浜公園と同じくらいで、ここからも花火をよく見ることができます。
最寄り駅は海浜幕張駅から2つ離れた「稲毛海岸駅」で、行き帰りの混雑を避けやすいのが魅力です。ただし、稲毛海岸駅から公園までは徒歩約22分と少し距離があるため、歩くのが気になる方には注意が必要です。
2)茜浜緑地
幕張海浜公園の北西に約2キロメートル離れた「茜浜緑地」は、東西に細長い形状をした公園です。幕張海浜公園や稲毛海浜公園ほどの広さはありませんが、視界を遮るものがないため、花火をしっかりと観覧できます。
最寄り駅は新習志野駅で、徒歩約25分とやや遠いですが、混雑を避けたい方にはおすすめの穴場スポットです。
3)クルージングでの花火観覧
アニバーサリークルーズの花火観覧クルージングは、快適に花火を楽しみたい方に最適です!人混みのなかを移動する必要はありませんし、もちろんトイレの心配も不要。クルーザーというプライベートな空間で、お料理やお酒を楽しみながら優雅に花火を観覧できます。
会場で、屋台の焼き鳥を片手にビールを飲みながらの花火大会を満喫するのも良いですが、海の上でゆったり食事しながらの花火鑑賞も、普段とは違ったラグジュアリーなひとときで、すてきな夏の思い出になること間違いなしです。
混雑なし!特等席で花火を堪能
花火観覧クルージングは、行き帰りの混雑を回避できるのも大きなポイントです。発着場は、会場から少し離れた「千葉みなと桟橋」で、最寄り駅の「千葉みなと駅」からは徒歩約10分と好アクセス!また、JR京葉線だけでなく、千葉駅から出ている「千葉都市モノレール(タウンライナー)」も利用できるので、混雑するJR京葉線を避けて移動できます。
アニバーサリークルーズでご用意しているクルーザーはデッキ付きのものも多く、視界を遮るものがないため、頭上に広がる花火を思う存分堪能することが可能です。船内はエアコンやトイレも完備されており、快適な空間で過ごすことができます。
今年の幕張ビーチ花火フェスタは、アニバーサリークルーズの花火観覧クルージングで、優雅なひとときを満喫してみてはいかがでしょうか?

編集長 | 高橋 知里