お花見は、どの会社やサークル、仲間内においても期待を寄せられる重要なイベントでしょう。しかし、多くの場合で場所の確保が難しく、理想的なお花見を計画するのは容易ではありません。
とくに隅田川や目黒川には多くの花見客が集まるスポットで、立ち止まることを禁止している場合もあります。これでは、きれいに咲いた桜もゆっくり観賞できませんよね。
そこでおすすめなのが、屋形船やクルーザーでのお花見プランです。
両岸で咲き誇る満開の桜を船の上から眺める優雅でぜいたくな体験ができます。
屋形船の優雅さと仰ぎ見る隅田川の桜
「日本人なら知らない人はいない」といっても過言ではない屋形船。
ご存じのとおり、水上における移動手段としてだけでなく、船内でゆったりとくつろげることへもこだわって造られた船です。
屋形船はその落ち着きある空間や豪華な装飾、そして見た目も美しく手の込んだ料理にと、日常をしばし離れてぜいたくな気分を味わうのに最適です。
また、移り変わる景色をゆっくり眺めることができることも魅力です。
屋形船の雰囲気やおいしい料理を堪能しながら、隅田川の絶景も楽しめてしまうのですから、参加者の皆様もきっと満足されることでしょう。
隅田川でのお花見では、桜とスカイツリーの共演が楽しめることでも知られています。
夜になればそれぞれがライトアップされ、さらなる魅力的な光景が広がります。
ゆったりとした川の流れに揺られ、おいしいお酒を傾けながら美しい夜桜を眺めれば、通常のお花見とは比べものにならないほどの充実感に浸れます。
屋形船でのお花見は人気がありますので、早めのご予約をおすすめしています。
桜いかだまで楽しめる目黒川クルーズ
目黒川の桜は、両岸から川に向かってまるでこぼれ落ちてしまうかのように盛大に咲くのが特徴です。
薄桃色の花雲が、空に浮かぶような光景を楽しめます。
川幅の狭い目黒川ならではの楽しみ方といえば、「桜いかだ」ではないでしょうか。
桜いかだとは、花びらが散って川面が桜色に染まる現象のことを指します。
水の流れに沿って花びらが描き出す模様や、まるでピンクのじゅうたんを敷き詰めたような様子はとても幻想的で美しいものです。
たとえ満開ピークを過ぎていても、見ごたえ十分の光景が広がります。
このほかにも、かわいらしいくじらがデザインされた大きな水門や、クルージングならではの迫力ある橋くぐりなど、目黒川クルーズには魅力的なポイントが数多くあります。
ただのお花見と思って参加した方は、幹事のあなたを絶賛してくれることでしょう。
注意点としては、目黒川は川幅が狭く水深も浅いため、小型のクルーザーでしか入れないこと。
また、潮位や天候で運航状況が変わるケースがありますので、あらかじめ天気予報を確認しておくことも大切です。
クルーザーには屋根があるタイプが多く、少々の雨であれば通常通り運航することがほとんどです。
今年のお花見は、ぜひ屋形船や小型クルーザーの上から咲き誇る桜を満喫してみてください。
アニバーサリークルーズの貸切お花見プランで、例年以上の満足が得られることでしょう。
編集長 | 高橋 知里